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カンヌ国際映画祭 「藁の楯」④ 三池崇史監督 [映画]

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皆さん、こんばんは。
今日一日お疲れ様です。

さて、今回が、「藁の楯」最終章でございます。

三池崇史監督について、ご紹介したいと思います。

というか、
私、今回、はじめて、この方のことを、
調べてみたのですが、
最初は…ですね…。

実を言いますと、

…言っちゃっていいですか??!!


ほんとに、言っちゃってもいいでしょうか??!!
……
……
…………
……
「こわい!」


このひと言だったんですよ。

三池崇史監督の写真を、
パッと、ひと目見た時の、印象が…。(笑)

まあ、写真と実物ってのは、
かなり、印象が異なる場合も多々ありますから、
実際にお会いしたら、
写真の印象と全然違うってこともあるのかも…とは思うので…。(笑)

な・の・で…
それも、加味して、
皆さん、聞いておいて頂ければいいんですけど…。
(三池監督、ごめんなさい。先に謝っときます。(笑))

ともあれ…
そ・れ・が、ですね~…。

人って、ほんと…、わからないですね~…。

といいますか…

私、この三池崇史監督というのは、
パッと見の印象と、内面というか、実際のお人柄が、
どちらかというと、一致しない方だな~という印象を受け…。

そんなことを、感じてしまいまして。

とても、細やかで、
それも、周りの俳優さんや、スタッフさん達、
それぞれの人の、気持ちの受信力に秀でているというか。

その場で「今」必要なことが「何のか」ってのを、
「瞬間瞬間」「場面場面」「時期時期」で、
感じ取る力が、ものすごい方なんだな~って。

三池監督のお人柄が、とても、象徴的に、
伝わって来るような、ご本人のコメントを、
是非、ご紹介したいと思います。

BOOK STAND 映画部!のインタビューより。

インタビュアーの
「どのようなプロセスで他人の熱を自分の熱に変えて行くんですか?」
という質問に対して

三池監督、
「自然に…です。(中略)
クランクインするまであと2か月。
どんな準備をするのか。主人公はどんな服を着ているのか。
そうしているうちに、無我夢中になっていくんです。」と。

続けて、
「自分というものを意識して表現している自分って、
やっぱりフェイクだと思うんですよね。
“自分はこうありたい”という理想をなぞっているだけ。」

更に続けて、
「それよりも、とにかく追いつめられて、
自分がどうとかそんなこと言ってる場合じゃないよねっていうなかで、
自分も知らない本当の自分の匂いが出てくるのではないかなと思います」と。

と、今、これを、読まれた
あなたは、どんなことをお感じになられましたか?


私は、
「無我夢中」になった時に、
気づいてみると、そこに生み出されるべきことが、
生みだされることになる。

というようなことを、
言っておられるんだろうか…と思わせて頂きました。

と同時に、
この三池崇史監督の、
現場で、働かれる、生の監督を、
見てみたいな~って、思っってしまいました。


最後に…

皆さんは、この「藁の楯」っていうタイトルを見た時に、
どういうことかわかりましたか?

私は…というと…

どういうこと?っていう前に、
漢字すら、読めず、
まず、読み方を、調べた位でして…。(笑)

まあ、読み方は、「わらのたて」ってわかったわけだったのですが、
読み方がわかったら、
なお更、なんで…なんで、「わらのたて」なわけ?
「わらのたて」って、いったい、なんのこと?

そう思いました。
素朴なぎ・も・ん、でした。

で、調べてみたんですが…
どうも、三池監督自身が、
はっきりと、タイトルの意味は、こういうことです。
みたいに、コメントされているような記事は、
今の所見当たらず…。

なので、解釈もいろいろあるようですね。

ストーリーからすると、
「藁」が極悪犯の清丸のことを指し、
「人間のクズの楯」というような意味合いになるのでは…。
みたいな解釈の一例を掲載していた記事もありました。

で、ちなみに、あるインタビューでの、大沢たかおさんのコメントは、
次のようでしたよ。

「映画を撮る前は、特にタイトルの意味を気にしていませんでしたが、
取り終えてから「いいタイトルだなぁ」と実感しました。
つまり「藁=人間」ということではないでしょうか。
楯になるのが道具や者ではなく生身の人間だから、
悩むし、迷うし、道を間違えることもある。
「藁の楯」……まさしくその通りだな。と思いました。」と。


皆さんも、劇場で、
「藁の楯」…このタイトルの意味を感じながら、
ご覧になってはいかがでしょうか。



「藁の楯」   ただ今全国上映中

詳しくは、公式HPにてご確認頂けますよ。


それでは、皆様、
ここまでお読み下さり、ありがとうございました。


明日は、
「隕石とインポテンツ」をご紹介しますね。

お楽しみに。

明日お会いしましょう。

おやすみなさい。




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