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カンヌ国際映画祭で上映された「秋刀魚の味」⑪ 小津安二郎監督人気作品ランキング [映画]

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皆さん、こんばんは。
今日一日お疲れ様です。

さあ、
カンヌ映画際で「秋刀魚の味」が上映されたことから、
小津安二郎監督の人生を辿って…をお送りして参りましたが、
今晩の記事が、このシリーズの最終回です。

最終回の今回は、小津安二郎監督の人気映画ランキングの
ご紹介です。


映画格付 小津安二郎監督の人気映画ランキング
更新日 2013年06月07日からのご紹介です。

さあ、ではでは、まずは、1位~!

今、パソコンの前に座っていらっしゃるあなた…。
あなたは、何だと思いますか?
作品名を、紙にでも、書いてみてくださいませ。

では、1位の発表で~す。








1. 東京物語

でした~。


あなたの予想は、当たってましたか?


1953年の作品ですね。

ちなみに、
山田洋二監督が撮られた「東京家族」は、
小津安二郎監督の、この「東京物語」を基にしたものだったのですね。

みなさん、知ってました?

私、今、知りました。(笑)

それにしても、
「東京物語」と「東京家族」って、何が違うんでしょうか?
そもそも、ストーリーの違いってあるんでしょうか?

と…
調べてみましたら…

異なるのは、「東京物語」で原節子さんが演じていた
紀子の存在とのこと。

「東京物語」では、戦死した次男・昌次の妻で、
未亡人という設定。
というわけで、どこか物悲しい印象を漂わせている存在であった。

But…
「東京家族」の紀子は…というと、
無体美術の仕事をしている昌次の恋人として、
明るくて、朗らか、というキャラクターとして描かれている。

なので、まあ、当然、
紀子に接する、吉行和子さん演じる昌次の母・とみこも、
本当に、楽しそうな表情で、
観ている側も、一緒に、うれしくなってくる感じ…。

って、言っても私は、見てないんですけれどね…。(笑)
そういうことだそうです。(笑)

ともあれ、「東京家族」は、「東京物語」に比べて、
各キャラクターから受ける印象が…少しばかり…
陽気な感じとのこと…。

あなたは、どちらが、お好みでしょう?

さてさて、それでは、2位の発表で~す!

2位は、なんでしょうか~??!!

パソコンの前に、いらっしゃる、あなたの
予想をお願いします。
って言っても、あなた様が、
小津安二郎監督の作品に通の方かどうかは、
私には、全くもって、わからないんですが…。(笑)

それでは、それでは発表で~す。







2. 麦秋(ばくしゅう)

でした~。


「麦秋」…パソコンの前に、いらっしゃるあなた様…。
この作品、ご存知でしたか?


ちょっと、調べてみましょ~…。

……
……
ただ今、
お調中でございま~す。
……
……
……
……
……
はい、お待たせいたしました~。

1951年の作品です。

ストーリーは…ですね…

結婚にはさほど興味のない娘…、
そして、そんな娘に早く結婚してほしいと気を揉む家族。
こうした家族を中心として、さりげな~い日常も
ユーモアを織り交ぜ、
淡々と、そして、細やかに描いた、感動作。

また、この作品は、敗戦後わずか6年の作品。
でありながら、モダンな仕上がりになっているもに、
驚かずにはいられない…という評価もあるようです。

北鎌倉に住む間宮家では、
適齢期を過ぎた娘:紀子の結婚が、一番のきがかり。
だが、紀子本人は、大手の会社で秘書として働き、
のんびりと、独身生活を楽しんでいる様子。
そんな紀子に、縁談話が立て続けに舞い込むのだった…が…。

といったところ…。

あ~そうそう…。
それと…
皆さん、あることに、お気づきになりましたか?


なにって??


第1位の「東京物語」でも
紀子という登場人物がいましたよね…。


そうなんです。

小津安二郎監督の作品において、
原節子さんが「紀子」という名の役を3作品に渡って、
演じていまして。

名前は、「紀子」で同じなんですが、同一人物ではないのですが…。

ともあれ、
それらの作品を、「紀子3部作」というんだそうです。

「紀子3部作」の1本目が、1949年の「晩春」。
そして、
この「麦秋」が、2本目にあたる作品なのです。
3本目は、「東京物語」ということですね。



はい、それでは、次に参りましょう~。
3位の発表でございま~す。

パソコンの前に座っていらっしゃるあなた…
(もしかしたら、立っているかもしれませんが…(笑))
あなたの、予想をお願いしま~す。

3位は…どの作品でしょうか~???







3. お早う

でした~。



あなた様は、この「お早う」、
ご存知でしたか?


私は、知らないんでございます。

はい…調べてみましょう~‥。


……
……
……
……
……
……
……
……


は~い、お待たせいたしました~。

「お早う」は、1959年の作品です。

東京の郊外にある住宅街を舞台に、
大人と子供の世界を描いた人情コメデ…だそうです。

と…な~んか、わかったようなわからないような…
って感じで…
You Tubeに「お早う」があって…

思わず、わたくし…
ちゃんと、どういう作品なのか…
見てみようかな~って…

一瞬、思ったのですが…

やめました。(笑)

それをやってしまったら、
それこそ、
小津安二郎監督のシリーズで書いて参りました、
この記事も…
まだまだ、
延々に終われなくなってしまいますので…。(笑)


パソコンの前にいらっしゃる、あなた様、
どうぞ、「お早う」、見てみてくださいませ。



それでは、それでは、この後の、
4位から10位までを、ダダ~ッと、ご紹介で~す。

あなたの、予想と、照らしてみてくださいませ。

では、まずは、先に、
小津安二郎監督の作品をご存知の方は、
ぜひ、あなた様の予想を、
紙に書き出してみてくださいませ。








では、いきま~す。




4. 晩春

5. 秋刀魚の味(さんまのあじ)

6. 秋日和(あきびより)

7. 浮草(うきくさ)

8. 小早川家の秋(こはやかわけのあき)

9. 早春

10. 東京暮色(とうきょうぼしょく)

でした~。



皆さ~ん、いかがでしたか~?


皆さん、この後の、11位以降…
知りたいですか??!!

知りたい??!!




じゃあ…

11位以降も、知りた~いっていう方の為に、
この記事の、最後に、
48位までのランキングが掲載されている
映画格付 小津安二郎監督の人気映画ランキングのページを
ご案内しますね。

ちなみに…
私…今回のこの記事を通じて、
小津安二郎監督の人生を辿り、
個人的に、関心を抱いた、「お茶漬けの味」は、
11位になってました。


それでは、皆様、今回の、
この小津安二郎監督の人生を辿って…シリーズも、
終わりに近づいて参りました。

最後に、
今回、カンヌ国際映画祭のクラシック部門に、
「秋刀魚の味」が上映されることになったことから、
小津安二郎監督の人生を辿らせて頂きました。

そして、私は、いろいろと、小津さんについて、
調べていく中で、
小津安二郎監督の作品が注目されて来たことには、
蓮見重彦(はすみしげひこ)氏の貢献が、とても大きいのでは、
ということを、感じさせて頂きました。

たとえ、どれほど素晴らしいもの、
そこにいのちが込められている作品であったとしても、
その光を光として見極め、
光として、この世界に取り上げる人がいなければ、
そのまま、作品も、監督も、埋もれたままになってしまう…。

それだからこそ、私は、
蓮見重彦(はすみしげひこ)氏が、
小津安二郎監督のことを、書かれたということに、
とても、意味を感じました。

また、小津安二郎監督の教え子であったという、
柳瀬才治さんという方のお働きが、
様々、地元の松坂で、あり続けて来ていたこと…。
こうしたことにも、わかって来て、
本当に、驚きました。

小津さんは、教員生活は、
ほんの1年たらずであったにも関わらず、
その短い教員生活での教え子が、後々まで、
小津安二郎監督のことを、
称えようとされる人々がいるとは…。

たったひとつの光を、
光としてくみ上げ、
この世界に、
ひとつの流れを生み出して行くに、

これだけ、そこここで、
見えないところで、心を尽くされていた方々がいたこと…

あるいは、
ご自分では、
そこまで心を尽くしているとも思ってもいなかったとしても、
後になって、
振り返ってみるならば、
その方の貢献が、なくてはならないものであったことが
分かって来たり…。

そういった、
何か…
目には見えずとも、
見えないネットワークによって
人間は働き合い
一つの方向を創りだして行く…

そんなことを、感じさせて頂きました。



それでは、皆様、
ここまで、お読み下さり、
本当に、ありがとうございました。


今回の小津安二郎の人生を辿るにあたり、参考にさせて頂いた資料は以下です。
小津安二郎監督の人生の足跡を綴るにあたり参考にした情報:
・連合通信.com 映画業界速報ニュース 2013.5.22 Wed
・あなたに映画を愛しているとは言わせない より 
小津安二郎(1986)    著:蓮見重彦(はすみしげひこ)
・小津安二郎 ウィキペディアより


映画格付 小津安二郎監督の人気映画ランキング
11位から48位は、どうぞ、こちらで。↓
http://cinema-rank.net/s-kantoku/132899


それでは、おやすみなさい。

明日は、新たな、話題を提供して参ります。
明日お会いしましょう


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